カテゴリー別アーカイブ: CD

PRINCESS PRINCESS『LOVERS』

あまり邦楽を聴かない私の両親が何故か持ってた一枚。
CMなどで「パパ」が使われていた時期に、よく拝借しては聴いていた。

ガールズバンドとして一躍有名となった時期に突如として「ラヴソング」を全面に押し出した、ある意味で特異なアルバムである。
元々「M」を始めとして歌詞に定評のあった彼女たちだっだが、本作ではその良さを存分に味わう事が出来る。
特に「友達のまま」は、友達以上の関係になれなかったもどかしさ、悔しさが鮮明に描かれていると思う。
メンバーが亡き父に向けて書いた「パパ」も中々。現在は結婚式で歌われる曲として定着している。

全曲シングルカットされていないという点においても、この作品に対する彼女たちの想いの強さ、そして「アルバムで聴けば分かる」という自信の強さを窺い知ることが出来る。

完全に余談だが、「シェイク イット オフ」という、Taylor Swiftの同タイトルとは全く別の曲が収録されている。しかもコチラは「1989」年の楽曲である。
どちらも眼前の現実を「気にしない」と一蹴している点で共通しているが、プリプリの方は一蹴しているようで動揺を隠せないでいる様子が描かれている。

満足度:5.0/5.0

Amazonで詳細を見る

広告

土岐麻子『WEEKEND SHUFFLE』

2年前に中古で購入した1枚。

「週末家でリラックスしたい時に、週末のドライブのお供に」をコンセプトに作られたというカバーアルバム。
往年のポップスから流行曲(2006年当時)まで、多彩な曲が収められている。

どの曲も、色んな意味で「土岐流」に仕立て上げられている。
「DOWN TOWN」「SUNDAY MORNING」辺りは原曲と同じラインを辿っているように感じる。
「夏の思い出」はラップ部分が見事にカットされているが、却って原曲のどことない儚さが強調されている気がする。

意見が大きく分かれるのは「君に、胸キュン。」であろう。
原曲を知っている人が聴くと、あまりの毒気の無さに度肝を抜かれるかも知れない。

どちらが良いなどと言うコメントを見かけるが、私はどちらも其々の良さがあると思っている。
素人のカラオケじゃないんだから、比べること自体不毛な議論ではなかろうか。

車内で聴きたい曲が無い時は、だいたいコレを流している。
それぐらい、BGMとして、飽きずに聴けるアルバムだと思う。

満足度:5.0/5.0

Amazonで詳細を見る

土岐麻子『Bittersweet』

7月末に出た新作アルバムを購入。

ノスタルジックさを押し出したコンセプト自体は今回も受け継がれている。
ただ、今までの80’s的サウンドから90’s的サウンドへとシフトした気がする。

「BOYフロム世田谷」「夏の横顔」の王道土岐サウンドが収録されているのはもちろん、「Beautiful Day」「Kang Fu Girl」などでは新たな試みも。

全体を流してみて、「セ・ラ・ヴィ~女は愛に忙しい~」「ラブソング」当たりが気に入っている。
去年大ヒットした某映画を皮肉った(?)「Don’t let it go」も結構好き。

今年もバイトの休みと重なりそうなので、名古屋でのライブを観に行く予定である。

満足度:5.0/5.0

Amazonで詳細を見る

清水ミチコ『歌のアルバム』

清水ミチコ『歌のアルバム』
清水ミチコ『歌のアルバム』
しばらく買おうか悩んでいたが、とうとう買うことにした。

モノマネ女王らしく、モノマネの完成度は高い。
それもさることながら、「いかにも本人が作りそうな曲を作る」のがこの人の凄い所。
山口百恵(もとい宇崎・阿木夫妻)風の「波の数だけさよならを」、ユーミン風の「リキュールの恋人」の2つは秀逸だと思う。

フランソワーズ・アルディの「さよならを教えて」の替え歌「イェル・ケ・クク」や、ジュディ・オングと平野レミとの「クッキング・バトル」はいつ聴いても面白い。
桃井かおりに扮して唄う「アタシのブルース」も中々。

満足度:4/5

2014年購入したCDを振り返る。

昨年購入したCDを、感想を交えながら紹介したいと思う。

一十三十一『Surfbank Social Club』
一十三十一『Surfbank Social Club』

シティポップに傾倒していた時期にYouTubeで彼女の曲を偶然耳にし、殆ど衝動的に買った。
80年代を彷彿させるギラギラした世界観が浮かんでくる。
他にも『Snowbank Social Club』ともう一枚買っているが、「Social Club」シリーズ以外はあまり聴いていない。

小島麻由美『セシルのブルース』
小島麻由美『セシルのブルース』

ジャズを良く聴いていた時期に、元々好きなジャンルである「女性シンガーソングライター」ということで、聴いてみることに。
曲といい世界観といい、初期の椎名林檎に似ている。
もっとも、デビューはコチラが3年ほど先ではあるのだが。
とりあえず、「セシル三部作」は聴いた。それ以降の作品も聴いていこうと思う。

椎名林檎『逆輸入~港湾局~ (初回生産限定盤)』
椎名林檎『逆輸入~港湾局~ (初回生産限定盤)』

セルフカバー集。「雨傘」は日本語verで聴きたかった。
アルバムは初作から全部揃えているが、「日出処」は買おうか悩んでいる。

山下達郎『TREASURES』
山下達郎『TREASURES』

車のCMに多く使われているせいか、ドライブに合う一枚だと思う。
「踊ろよ、フィッシュ」がCMに起用されて以降、再生率が上昇している。

土岐麻子『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』
土岐麻子『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』

約9年振りの「STANDARS」シリーズの新作。
ジャズを聴こうと思ったのは、この方によるものが大きい。

Bill Evans Trio『PORTRAIT IN JAZZ』
Bill Evans Trio『PORTRAIT IN JAZZ』

John Coltrane『My Favorite Things』
John Coltrane『My Favorite Things』

「ジャズの名盤」と呼ばれるものを揃え出した一年であった気がする。

…とまぁ、雑多なジャンルのCDを購入した一年であった。
邦楽方面はある程度聴いた感があるので、今年は洋楽、ジャズ方面の収集が多くなるかも知れない。

土岐麻子『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』

私の好きなアーティスト、土岐麻子さんのジャズ・カバー集「STANDARDS」シリーズの新作を購入。

STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~
STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~

どちらかと言うとスタンダードを「ライト」に歌い上げるのが本シリーズの特徴であったと思うが、今作で重厚感を増したような気がする。
父・土岐英史氏によるサックスがより強調された影響もあるのだろうか。

一通り聴いてみて、「Round Midnight」「smile」「Californication」「Cheek to Cheek」が印象的だった。
「smile」は前々から土岐さんver.を聴いてみたかっただけに、収録されたのは嬉しい限り。
「Round Midnight」は一部に面影があるものの、原曲とは殆ど別物という印象。
残りの2つは原曲や別ver.を聴いてみたくなった。

去年に引き続き、名古屋bluenoteでのライブを観に行く予定である。
それまでの間、車内BGMはこれ一色になるであろう。